【青年海外協力隊長野県OB会でやったこと・学んだことを綴ろうその5】権力の集中と人材不足

3月 4th, 2021

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青年海外協力隊長野県OB会。
こういうボランティア団体はだいたいワンマンです。リーダーのパワーで前に進んでいく以外、ほかに推進力はでてきません。あとを考えれば、改革をいろいろできたのは権力が集中していたからですが、大変でした。
ただこうあったら権力が分散できるな。と思ったことを書きます。

立法、行政、司法じゃないですが、OB会でこれがないと動かせないというのは、運営権、会計権、そして名簿管理権です。この3つがしっかり別の人間に管理されていれば、暴走ができないと思います。

私は事務局長と会計、役員を分けました。そして会長の私が指示をだすことはあっても、実際にお金を動かすということは一切しませんでした。

副会長に名簿管理をやってもらおうと思いましたが、ここはうまくいきませんでした。というのも名簿の整頓がとにかく時間がかかって移譲するタイミングがなかったからです。名簿上400人以上いたところに、全部はがきを送って、不明なところをすべて消す。
1年に2回の郵送に対し、2回反応がない人を消していく。結果、会費を入れてくれる人。なんらかの反応をしてくれる人以外は名簿からいなくなりました。結果、260人くらいになりましたね。
それと同時のタイミングでfreemlというサービスがなくなって、メーリングリストも作り直さねばならなくなり、googleグループで作り直し、承認を押さないとメーリングリストグループに入らないので見てない人はいなくなりました。(ちなみにホームページ、Facebookなども私が作ったものです。権力が集中してます)

そんなこんなで、名簿上しかない人は皆いなくなったわけですが(役員でもそういう人がいたがいなくなった)、役員はぎりぎりでした。やはり「役員になる。」というのはいいイメージないですね。私も代わるときはひと悶着ありました。

でも思うのは、例えば役員が「引越しでいなくなる。」ということになれば誰かがやらざるを得ないわけですよ。よく見るのは「後任がいない、後任がいない」と言ってずっと会長をやっている。みたいな方いらっしゃいますが、すっと身を引けば後任は出てくると思うんですよね。しっかりとした引継ぎものを作っておけば、別に1年活動が止まったところでやる気がある人間が出てきたときに復活できるわけですからね。だれか必ずいる。という状態を会長として維持していれば、すっと身を引く方が会のためにはいいと思います。何年もやっていると気持ちのモチベーションも持たないですし。。。

権力を持ちたいか、持ちたくないか。行使したいか、手離したくないかなどは人個人のことですが、惜しまれるうちに身を引きたいものですね。


【青年海外協力隊長野県OB会でやったこと・学んだことを綴ろうその4】規約・会議など根幹の改革

3月 4th, 2021

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規約、、、憲法みたいなものでしょ。総会、、、国会みたいなものでしょ。
本来、ボランティア団体にとってそうであるべきではないか。と思います。

私が会長になるまで青年海外協力隊長野県OB会の規約は奥底に眠っていました。総会は温泉宿でやる10人に満たない会でした。

ということで総会資料に必ず規約を入れるようにし、役員の人数など改正も行いました。これに基づかない活動は本来許されないはずです。
かといってこれだけでは不十分。憲法だけではやっぱり大きすぎますよね。それで「実施要領」という細かいことを書いてあるものを作りました。これを読むと初めての人でもなんとなくイメージがつくのではないか。という意味を込めました。

総会は改革として、活動報告の時間を多く入れました。だから発表がメインなので「会議がしっかりできる。」そういう場所を選んで。
「こんな活動しましたよ。」という発表をお願いして人を呼びました。「こんな活動したいです」という発表の人も呼びまして、人を増やしました。”みんな発表者だっていいじゃない。”と思っていたらなんか人が増えて30人を上回るようになりました。今まで会長のマンパワー、役員会のパワーなどで決めていた事項も総会で承認を得られるようになりました。総会の格があがって、OB会の最高決定機関にふさわしいものになったと思います。ここで決まったことは役員の独断で覆さないということを心掛けました。

ここでもうちょっと。
ブロック会議というものをいろいろなところで聞きますが、これってやる意味あるのでしょうか?新型コロナウイルス感染症がはやる前に関東ブロック会議のホストをやりましたが、オンラインでいいのではと思っていました。もし関東ブロックで集まるのであれば、オンラインではできない”関東全土から集まる価値”のある会議でないと意味がないと思います。〇〇さんの講演とかよくありますが、”さまざまな場所から集まる価値があるのでしょうか???

だから私は、「関東全土から独身の方を集めて婚活パーティーとかをやりたい」と持ちかけましたが、上に却下されました。でもこれは集まる意味ありますよね。オンラインでは伝わらないこと多いですからね。

結局ホストのブロック会議でやったのは、”活動報告”。うちの県で他県に紹介したい活動、他県でもできるだろう活動を発表して話し合いを持ちました。わが県では災害にあったときにOB会はどう関わっていけるのか、関わった事例をもとに話しました。それなりに価値はあったのではないかと思います。10県ありましたから10分ずつやって全部で100分。講演よりも良かったと思います。(現在は関東ブロックから中部ブロックに移されたためブロックの会議の空気はわかりません)

こうやって書くと当たり前のことをやっただけですね。今までがおかしかっただけですね。組織としてしっかりする。ということは当たり前のことがしっかりできているものではないかな。と思います。


【青年海外協力隊長野県OB会でやったこと・学んだことを綴ろうその3】給与や報酬

3月 4th, 2021

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OB会の活動は基本的に無償。ボランティア団体ですからそれは当たり前。でもかかった経費は確実にOB会から出したいものです。
私が思ったのですが、独身時代は「経費2000円かかって赤字。まあ、いっか。」という話でしたが、家族ができて「2000円あれば家族にうまいもの食べさせられたなあ」と思うと赤字で活動をするのはきついです。だから会長になったときに、活動を継続していくために会員に赤字で活動をしてもらうのは絶対に辞めようと思いました。(飲食費は別)

そういうことも含めて活動のバランスというものは非常に難しいものです。なんたってただのボランティア、仕事ではありません。やらなくたって別に。というものです。

私が会長を務めた4年間、事務局長もわけあっていなかったし、様々な改革もやり、災害支援までやってますので総活動時間は1000時間を優に超えました。もちろんボランティアです。
会員から「負担があるなら1万円でも役員給与をだしたら。」という話がありましたが私は断りました。というのも、結構無茶な要求とかを受けることがありました。例えば「名簿の中で〇〇村にいる人だけに連絡したいのでまとめてくれないか。」などです。そういうときに「いや、ボランティアなのでできません」と言うためです。給与もらっていると「給与もらってるならやれよ」と言われそうだったので断りました。
今度は第3者になりました。会長はもらったっていいと思いますが、何が正解なのか、ここはわからないですね。

ちなみに活動の中で一つだけ、報酬が出る活動があります。関連団体からの委託業務?です。助成金を多くもらっているところからの委託なので断れないですが、「そもそも活動をやった人に報酬を払ってください。」と言われています。正直、そんな干渉されなきゃいけないのかわからない(やっている人はプロというレベルでもない)し、もっと大変な活動をしている人間がいるのになぜその活動をやっている人だけに報酬を払うのか、活動の公平性の観点からも絶対におかしいと思っています。会に委託しているにも関わらず担当者個人の口座にお金が振り込まれていた。(これは意見を言って改善させた)など運営的におかしいところもあり、この立場になって客観的に考えてやはり断るべき活動のような気がします。ボランティア団体が業務のようなことをやっていること自体が変な気がしますね。

こういうことを揉んで落としどころに落とす。みたいなことの時間をとることができないのがボランティア団体の弱点ですね。難しい、難しい。。。